凡人が人気ブログを作る方法、ニラヲチという選択肢。 - 働かない生活を満喫する人の家計簿

凡人が人気ブログを作る方法、ニラヲチという選択肢。

以前にブログテクニック的なものを書いたことがある。

当時はさほど需要がないかと考えていたのであるがブログというものは
SNS全盛期の今尚意外にも根強い人気を誇る情報発信ツールらしい。

いや、日々忙しく公私ともに充実した日々を送っておられる社会人諸氏はブログなどという
前時代的なプラットフォームを利用せずともfacebookやInstagramなどで得られる

「いいね!」

を稼ぐために日々充実した毎日を写真に収めておられることであろう。

逆に無職ひきこもりなどは出張もパーティーも会食もないので撮る写真すらなく
例えあったとしてもそれを身内にリアルタイムで披露するという愉快な発想がない。

そう、テキスト重視のブログはどちらかというと自分のように社会的に死んでいる引きこもり属性に
今尚支持されるツールなのかもしれぬ。

一般人が単なる日記ブログを書いて毎月収入を得ることは可能か?

人気ブログの作り方



さて社会的な死を選んでいるにも関わらずなぜか記録や情報を発信するという
なんとも矛盾に満ちた行為を繰り広げるいろいろこじらせてしまったブロガーの中には密かに

「人気ブロガーになりたい」

という夢をお持ちの方もおられるのではないだろうか。
何をもって「人気ブログ」と呼ぶのかは判別の難しいところではあるが
屈折した自己顕示欲及び承認欲求を満たすには人気ブロガーの称号は格好の材料である。

今日日素人が綴る人気ブログは多い。
有名人じゃなくても、無名の冴えない男でも、デブで不細工な女でも
人を惹きつけるアイデアや文才、ものの見方や企画力があり、そして実行し継続する力があれば
人気ブロガーへの道は開ける。

が、問題は殆どの凡人がこれらの力を持ち合わせていないところにある。

ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ

不思議な人気を誇るブログのあれこれ



最近は人気ブログの中にも新たなジャンルが登場し炎上芸人なるものも散見される。
要は天然か狙ってかはわからぬが人々が嫌悪、激怒しそうな話題を敢えて取り上げ極論を展開し
ソーシャルバズを起こし炎上させることでアクセスを集め認知度を高めていく手法だ。

メンタルが強く偏った思想をお持ちの御仁にはチャレンジしがいのあるジャンルではあるが
そもそもそんな鋼メンタル保持者はブログなどという閉じた世界に居続ける必要もなかろう、
リアル社会でのご活躍を心よりお祈り申し上げる次第である。

話が逸れたが、人気ブログを作りたいというささやかな夢を抱くひきこもり属性、
しかし人気ブロガーたり得る能力もテクニックも強メンタルも持たぬ凡人が人気ブログを作る方法。

それが

「ニラヲチ対象になる」

というものである。

「ニラヲチ」というジャンル



ネットスラングとして定着して久しいこのニラヲチというワード。

「ニラヲチ」とはニヤニヤとしながら観察することである。
例えばアイドルのブログや、TwitterやSNSで痛い発言をしている様なユーザーについてニヤニヤと遠巻きに見ていること。
ニヤニヤを意味するスラングであるニラニラとウォッチをを意味するスラングであるヲチを組み合わせた造語。
インターネット上で突飛な発言や行動をしているユーザーについて直接コメントなどで批判をせずに遠巻きにニヤニヤしながら観察しているような光景。(ネット王子より引用)


直に凸して赤々と燃え上がらせ当人にダメージを与える炎上行為とは異なり
書き主にそうとはわからないよう敢えてコメントなどはせず掲示板等を用いて複数人数で日々観察し
その内容をバカにしたり見下したり嘲ったりするのを楽しむ。
「お楽しみ」がなくなってしまっては面白くないので当人に悟られないようにそれを秘密裏に行う。
潰すのが目的ではなく、文字通り

「ニラニラ見守る」

のを楽しむことこそが目的なのである。

決して自慢できるような趣味ではなくどちらかというと眉を顰めたくなるようなこのニラヲチという行動。
しかしこれぞ人間の真の姿というか、興味関心の向かう方向性の不思議がよく表れている行為でもある。

人間は誰しもが素敵なもの、憧れの対象、真似したい人、勉強になるサイトだけに注目するわけではないのだ。
コイツバカじゃないのか、見ててイライラするわ、どうしようもないな、キモい、と思いつつ
なぜか目が離せない、いつのまにか更新をついつい楽しみにしている自分がいる。

こうなれば100%のアンチでありながら、ある意味立派なファンでもあると言えよう。

人気ブログを作る「ニラヲチ」という選択肢



憧れでも面白くもない、どちらかといえば

「ああはなりたくない」

書き手のブログを日々覗いてしまう。

これはメディアの貧困マーケティングと似た雰囲気もなくはない。

貧困ニュースを渇望する人々の不安と快感

しかしみじめな人々を見て自分はまだマシだと思いたい貧困ネタ渇望の心理とは若干異なり、
ニラヲチは痛々しい人間に対する単純な興味と嫌悪感、そして昆虫観察のような研究心などが綯い交ぜになった
なんとも複雑かつ人間らしい感情から成り立っている行為のように思えてならぬ。

前置きが長くなったが、特別な経験も才能も文才も企画力もない凡人が人気ブログを目指すなら
ウォッチャーを満足させるコンテンツを作るのもひとつの方法ではないかと考える次第である。

ヲチ対象になりやすいのは方向性が謎だらけの節約やダイエット記録、ちぐはぐな婚活系、
素敵な奥様気取りの汚料理ブログ、センスもスタイルも壊滅的なコーディネート自撮り、
口ばかりで行動の伴わぬ脱サラ計画などだろうか。
もちろんここに挙げたのはほんの一部であり、これ以外にもブルーオーシャンはある。
実際にこの手の創作ブログをいくつも運営して注目を集めている謎ブロガーも多いのだ。

が、問題は本物は強い、ということである。

ヲチブログ風のブログはやはり「風」であり創作の域を出ず、設定が曖昧なばかりに綻びも出やすい。
痛々しさの演出にもそれなりの工夫や才能が必要であることがわかる。
本物はそれを本気でやっているからこその凄みがあり、その凄みがウォッチャーを惹きつけるのかもしれぬ。

よってこれも誰にでもできる簡単な方法ではあるまいが、「本物」の資質がある、または
創作活動に興味がある御仁はチャレンジされてはいかがだろうか。

雇われない生き方、働かない選択